例えばスイーツショップでいうと、
昔はケーキやクッキー、シュークリームやチョコレートと、
スイーツならなんでも揃えているパティスリーが人気でした。
でも今はそれらの店は苦戦している事例が多くあがってきています。
その理由は「時流」ということもありますが、 それだけではない「時代の変化」という見えないものも存在します。
これはファミレスや居酒屋も同じなのですが、
ひと昔前には「この店に行くと何でも食べれる」という
最大のメリットがあったわけです。
第一次居酒屋ブームの頃の「養老の瀧」「村さ来」「つぼ八」には、
お刺身もあればピザやラーメンまであったのですから。
ファミレスも同じです。 ハンバーグが主力商品であることは変わりませんが、
イタリアンも和食も、時にはフレンチのようなメニューまで 盛りだくさん感こそが
「ウリ」だった時代に急成長を遂げたのです。
では現代はどうか。
スマホやPCで膨大な情報が次々と入ってくる中で、
SNSやブログではレビューがあちらこちらに投稿されています。
この情報量はものすごい。まさに情報化社会の進化は止まらないのです。
思い起こしてください。 スマホというやつが世の中に登場してまだ5年余りしか経っていないのです。
その5年という短い間に「マーケティングは大きく変化」しました。
今や、ビジネスにおいて資本主義は崩壊しているのです。
ということは「小さいお店(会社や個人)」が大手に勝つことだってできる。
そんな時代です。
その店は何に特化しているのか」。 「大手にはないUSP(独自のウリ)を打ち出しているか」。
「そしてそれを、文章化(コピー化)して、ビジュアライズ(ビジュアル化)しているか」。
それを感覚的にではなく「戦略的に」つくりあげていけば、
結果としてブランド化が進み、売れるようになっていくのです。